テキストサイズ

高校生の恋愛事情(仮)

第1章 この時期の転校生

〜颯太サイド〜

担任が俺らの部屋に転入くるって言ってたけど、俺、この空気壊されんの嫌なんだよな…
男子ならまだいいけど、女子だったらどうしよう。本当に無理だな…

祐樹『玄関に置いてあったの女物の靴だったな♪ 可愛い子だといーなー』

今祐樹が女って言ったか?ヤバイぞ…マジで…
女なら面倒じゃないのがいい…ブスでも美人でもなんでもいいから性格…

葵『連れてきたよー♪』

颯太『可愛いな…どっかの誰かさんと違って笑』
気づいたらこんな事を言っていた。俺がどうかしたのかと思ったら祐樹も可愛いと言っていた
でも、コイツ…幼馴染と似てる気がする…

和奏『如月和奏です。えっと、あの男の子と喋るのすごい苦手で…』

名前を聞いた瞬間、俺の思考は停止していた。
なんでかって?幼馴染と同姓同名でしかも男嫌いが全く同じだからだ

祐樹『なら慣れてこうぜ笑』
祐樹がいいこと言ってくれたおかげで彼女はしっかりとこっちを向いた。

向こうは気づいて無いだろうけど、俺の幼馴染の和奏だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ