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高校生の恋愛事情(仮)

第7章 学校初日

まぁ、沈黙になって当たり前か…

和奏『とりあえず、先生に話してくるね』

やっばい、また泣きそう…

ピロロン

和奏『LINE?』

ナツメからのLINEだった。内容は"言うの忘れたけど、成功率は50%、失敗したら歩けなくなるじゃなくて切断だよ…それでも受けますか?私は受けます。"

和奏『畜生…なんだよ切断って』

"私も受けます。バスケできる可能性が少しでもあるなら…"
涙がなぜか止まらない。足が無くなるのが怖いのかな?
それとも、ふうくんと遊べなくなっちゃうからかな?
なんでだろう…

先生『あら、如月さんどうしたの?』
和奏『先生っぐすっ…あたし…ひっく…』
先生『ほら落ち着いて?ね?』
和奏『アメリカで手術受けます。』
先生『足のかな?』
和奏『うん…』
先生『よかったわね!行ってる間は公欠扱いだから心配しないで』
和奏『ありがとうございます』
先生『ほら、教室戻れる?』
和奏『…無理です』
先生『したら、保健室いってていいわよ』
和奏『ありがとうございます』

こうして初日の一番初めは保健室であった

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