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ワタシの履歴

第32章 本音

その日は、ママの前では普通にしていた。

でも頭の中はごちゃごちゃだったし、心はモヤモヤしていた。

そしてまた考え無いようにする…その繰り返し。


慶太が電話すると言った次の日になり、私は無気力ではいられなくなった。

いつあるか分からない電話に、緊張していた。

どんな事を言われるのか、私はどんな事を言うのか…

私は、慶太は大切な異性の友達だと思っていた。

それは今でも変わらない…本当に?

無くしたくない人だ…でもそうもいかない時もある…

どうしよう…

どうなるんだろう…

そんな事ばかりが頭を巡り、自分の結論さえ出て居ない。

先が分からずに、尚更緊張してくる。

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