
大宮ピンク変
第6章 完結変
聞き返され、自分が世界の常識から外れてる気分になる。
いや待て、男が妊娠するはずねえだろって。
百歩譲って男が妊娠する世界だとしても、俺が妊娠するか?
俺、嵐だぞ。
二宮和也だぞ?
…
でも待てよ。
そうすると、大和に会えるってことかな。
「名前、大和ってつけていい?」
「大野大和じゃ変だろう」
…
「あ、本当だ。でも大和。絶対大和」
「カズがどうしてもって言うんなら構わねえけど」
嘔吐、第二波が来て俺は便器に伏した。
背中を大野さんにさすられながら、俺はもしかしたら大和に会えるかも知れないことを考えていた。
完
いや待て、男が妊娠するはずねえだろって。
百歩譲って男が妊娠する世界だとしても、俺が妊娠するか?
俺、嵐だぞ。
二宮和也だぞ?
…
でも待てよ。
そうすると、大和に会えるってことかな。
「名前、大和ってつけていい?」
「大野大和じゃ変だろう」
…
「あ、本当だ。でも大和。絶対大和」
「カズがどうしてもって言うんなら構わねえけど」
嘔吐、第二波が来て俺は便器に伏した。
背中を大野さんにさすられながら、俺はもしかしたら大和に会えるかも知れないことを考えていた。
完
