テキストサイズ

責められたいの

第12章 キャプテンの彼女 2【完】

「気になってって…
私もう…優しい言葉には騙されないよ?
どうせ捨てられ…」


「いや、その話なんだけど…
俺がお前を捨てるんじゃない。
俺をお前が捨ててくれ。
こんなことで許される訳もないけど…」


あ、あの時の話の続き…
だったらもう一つ聞きたいことがある。


「…最初からこのつもりだったの?」


「信じてもらえるか分からねえけど…
俺、先輩が休学して急にキャプテン
することになったって話しただろ?
だから…深雪を好きになった時には
こんなつもりは無かったよ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ