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責められたいの

第12章 キャプテンの彼女 2【完】

じっと私を見つめ返す
海斗くんのその瞳は揺れていた…


「…捨てられるのはきっと俺だ…」


やっと聞けた海斗くんの言葉は…
え?何…?聞き間違い…?

もっとちゃんと聞きたかったのに
私は一斉に伸びてきた何本もの腕に
高々と担ぎ上げられてしまった。
大の字の様な格好で神輿を担ぐみたいに
廊下に運び出される。


「キャーッ!やだっ…!」


怖い…!天井が近くて周りが見えない…

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