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責められたいの

第10章 あの夏の誘惑 2

「ダメッ!ダメ…逝く…い…」


ピクピクと痙攣しながら
仰け反る妻、未菜子。

男は妻がそんな風に乱れるのを
これまで見たことがなかった。
しかし…最近仕掛けたこのモニター
の中で、そんなシーンは当たり前の
ように頻繁に出てくるのだった。

モニターからはそこまで
伝わってこないが、色白の肌は
ピンク色に染まり、未菜子が発する
その隠微な匂いは康洋のところに
まで届いていることだろう。

さぁ、次は何をさせる…?
自分では予想のつかない責めに、
嫉妬の入り混じった興奮に包まれた。

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