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責められたいの

第9章 異国の夜〜淫夢〜【完】

ソファで機嫌悪そうに寝転ぶディラン…
ずっと…見てたの?!
私、ディランのこと忘れてた…!


「ちょっと待ってよ。
僕はこういう時間も好きなんだ。
おもちゃも優しくしてやると
思いがけない愉しみが
見つかることもあるしさ…」


そう言ってエリオットが微笑む。

おもちゃ…
そう、私はシンデレラなんかじゃない。
これから2人の王子様に弄ばれるんだ…

そう思った時、私の胸に渦巻いたのは
落胆ではなく…身体の奥から
湧き上がるような被虐的な興奮だった。

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