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涼「由佳、娘に泣きつかれて…」

絢子「…」

涼「本当にごめん」

絢子「…理由はわかった…でもどうして
奥さんだった人も一緒なの？」

涼「それは」

絢子「子供の為？でも本当に子供の事を
思うなら一緒に行動しない方がいいと思
う、家にまで泊まらせて…」

涼「！？」

絢子「前に一度家に泊まった時、玄関に
ハイヒールがあった、奥さんのでしょう
子供の為とか言って本当は今でも」

涼「違う、確かに美奈は家に泊まったけ
どでも」

絢子「信じられない」

涼「絢子…」

絢子「もう涼さんを信じられない…」

涼「…」

絢子「…」


本心ではない
ただ色々な事があり過ぎて
頭がパニックになり混乱していただけ
だけど…


涼「…わかった」

絢子「…？」

涼「信じられないなら信じなくてもいい
もう何も望まない…」

絢子「涼さ…」

涼「もう終わりにしよう」

絢子「！？」