テキストサイズ

うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第3章 望み通り縛ってやるよ

ガチャッ
玄関のドアが開く。

バッと慌てて振り返れば、

「むぅ? 何やってんの?」

長兄のとぉが帰宅した。


「今日はそんなに暑かったか?」

「〜〜〜〜〜ッ」

真っ赤なむぅの顔を、とぉは面白そうに覗き込む。


「見んなよ、バカ兄貴!」

言いながらも今だ立ち上がれないむぅに、とぉは何かを思い付いたように笑った。


「あー…車に忘れ物したかなぁ。取ってくるか」

そう言って玄関を出て行くとぉ。

ドアを閉める直前に、

「早く収めろよ〜」

とからかうように言って出て行った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ