テキストサイズ

うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第3章 望み通り縛ってやるよ

「あ…んっ……やぁ……むぅ…ッ」

目には涙を浮かべ、頬をほんのりと色付かせ、はぁはぁと呼吸を乱していく蘭。


そんな蘭から瞳を逸らせないむぅ。

口元と共に、熱くなっていく顔を手で隠していた。



「はっ……エロ…ッ…」

熱に浮かされ、むぅの口からポロリと零れ出た言葉。


「やだっ…むぅ、解いて……」

艶を帯びた瞳でむぅを上目遣いに見ながら、蘭は一歩むぅへと近付く。


「……っ……」

蘭が近付けば、むぅは後退る。

そうしているうちに、むぅの背中が壁へとぶつかって、


「─────ッ‼︎ 」


弾かれたように、むぅは蘭の部屋を飛び出して行った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ