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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第9章 残さず全部飲み干せよ?

コトッ
むぅがグラスをテーブルに置く。

思わず魅入っていた蘭は、ハッと我に返った。


「……………」

「……どう?」

無言のむぅに恐る恐る問いかければ、

「ん? あれ? 意外とイケる?」

と意外な返事。


蘭は、ドリンクバーにある飲み物全てを少量ずつブレンドしていた。

少量ずつにした為か、それぞれのジュースの旨みが引き出されたのかもしれない。


「ホント? 一口頂戴」

蘭はむぅの置いたグラスへと手を伸ばす。

そして、

ゴクッ

期待に溢れる想いで、思い切りそれを飲み込んだ。


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