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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第8章 思い切り泣かせてやるよ

決められた脅かしスポットに1人きりで待機する蘭。

昼間だというのに、暗幕のお陰で真っ暗な室内に、蘭はどんどんと心細くなる。


(こういう所って本物が寄ってくるっていうし…)

心細くなれば、その思考もネガティブになり、不安が増していく。


(やだよー、やだよー、もう帰りたいーっ)

怖くて怖くて、蘭が半泣きになった時……

ギィー…

取り付けられた簡易ドアが開き、白装束の長い髪の女が現れた。


「ぎゃあぁぁぁぁぁあ」

「いやぁぁぁぁぁあ」


蘭の絶叫に驚いたのは、白いワンピースを来たストレートヘアの客。

蘭に負けない程の悲鳴を上げる。


響き渡る悲鳴が新たな客を呼び、むぅのクラスのお化け屋敷は、学内一の大盛況となった。

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