
うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww
第8章 思い切り泣かせてやるよ
ドンッ‼︎
勢い良くむぅへとタックルした蘭は、
「……ってぇ……」
蘭を抱き止めた形で後ろに倒れ込んだむぅの腕の中にいた。
「蘭? 大丈夫か?」
目の前には、むぅの顔。
(サキュバスの魔の手からむぅを守れた⁈ )
倒れ込んだ2人の横で、眉根を寄せ呆然と立ち尽くしている由莉奈を見て、蘭は小さくガッツポーズする。
─────が、
「〜〜〜〜〜っ‼︎ 」
むぅを押し倒しているという状況を把握した蘭。
ボボボボボッという点火音が聞こえそうな程の勢いで耳まで赤く染める。
「ごごごごごご、ごめっ、ごめん‼︎ 」
大きな声で謝るけれど、蘭の耳には自分の心音が大きく鳴り響き過ぎていて聞こえない。
硬くて厚い胸板に、嫌でも”男”を意識してしまう。
蘭は慌てて立ち上がると、一目散にその場から走り去っていた。
勢い良くむぅへとタックルした蘭は、
「……ってぇ……」
蘭を抱き止めた形で後ろに倒れ込んだむぅの腕の中にいた。
「蘭? 大丈夫か?」
目の前には、むぅの顔。
(サキュバスの魔の手からむぅを守れた⁈ )
倒れ込んだ2人の横で、眉根を寄せ呆然と立ち尽くしている由莉奈を見て、蘭は小さくガッツポーズする。
─────が、
「〜〜〜〜〜っ‼︎ 」
むぅを押し倒しているという状況を把握した蘭。
ボボボボボッという点火音が聞こえそうな程の勢いで耳まで赤く染める。
「ごごごごごご、ごめっ、ごめん‼︎ 」
大きな声で謝るけれど、蘭の耳には自分の心音が大きく鳴り響き過ぎていて聞こえない。
硬くて厚い胸板に、嫌でも”男”を意識してしまう。
蘭は慌てて立ち上がると、一目散にその場から走り去っていた。
