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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第6章 お前と違って可愛いよな

「ていうか、音羽の成績で行けるのか?」

父親が心配する程、

むぅと蘭の通う高校は難関ではないし、音羽の成績も悪くない。

というか、

「1学期の期末テストの前から、時々むぅに勉強教えて貰ってたの。おかげで期末結果が上がってた!」

むぅに抱き着いたまま、音羽が嬉しそうに微笑む。

「へぇ、むぅがねぇ」


身長差から、むぅと音羽が抱き合っていても”仲良し兄妹”にしか見えない。

むぅが音羽を妹のように可愛がっているのも、長年見知っている。

とはいえ、

年頃の男女の抱き合う様を…

しかも可愛い娘のその姿に、

父親は顔を顰め助けを求めるように母親を見た。


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