
絶対振り向かせる!
第3章 ~海~
私はすごい勢いで走った
バシャバシャ
やだ、こんなの、、、
「おい、
トイレじゃないのかよ」
え?
振り向くと北野が立っていた
「ひどい顔だな」
私が大泣きしていたから
でも、仕方ないじゃん
あんなの見ちゃったら、、、
泣いちゃうよ
やだ、、、
なにがいやなのかも
よくわかんない
私はもう遼ちゃんにフラれてるんだ
それなのに
なんでこんなに悲しいの?
なんでこんなに泣いてんの?
私は北野の前で大泣きした
私が泣いていても北野は何も反応しなかったけど
少し時間が経つとゆっくり近づいてきた
私はそんな北野を無視して大泣きしていた
すると北野は、私と顔1つ分くらいの所まで近づいてきた
「バーカ」
北野はゆっくりと私の体を包んだ
最初は優しく抱きしめられていたけど、
だんだん力強くなってきた
「俺が慰めてやるよ」
北野はそう言うと私を見つめてきた
北野、、、
私、、、
今だけ甘えてもいいかな、、、?
すると北野は私の頬に手を添えた
北野の目が閉じ
顔が近づいてきた
え、、、
キス、、、?
そして北野は私の口をふさいだ
北野の唇、、、
やわらかくて温かい、、、
この感覚、久しぶり、、、
すると北野の舌が私の口のなかに入ってきた
あ、、、
舌を吸われた
キスはどんどん激しくなった
すると北野の手がどんどん下がってきた
そしてその手が私の小さな胸を包み優しく揉み始めた
「ん、、、」
気持ちい、、、
こんなことするの久しぶりだ、、、
でも悪くないかも
