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絶対振り向かせる!

第3章 ~海~



「優花!

聞いてんの!?」


ん、、、、


由実が大声で言った


「ええっとぉ、聞いてなかったかも、、、」



「もうっ、午前は自由行動で

終わったらみんなでお昼食べる

午後はみんなで遊ぶの」



「へ、へえ、、

ありがと」



あーあー、遼ちゃんと目が合わない、、、、



怒ってるわけじゃなくて



私の水着姿があまりにもひどいから見たくないとか、、、?




うーーー、



やっぱそうかなあ、、、




「ねーねー、遼くんて泳ぎ得意なんでしょ?

私金ヅチだから教えてくれない?」



口を開いたのは美波ちゃんだった



「うん、いいよ」


遼ちゃんはそう言った



そして二人は海の方へ行ってしまった




えええーー、まじ!?



遼ちゃん、行っちゃった



私はー?私に教えてよー!



あ、私



泳ぎできるんだった、、、



はあ、、、




美波ちゃんは金ヅチでかわいいし、胸も大きいからなあ、、、



そりゃあ、一緒にいるよね、、、



それに比べて私は




かわいくないし、胸も小さいし、、、、



うう、、、



悲しくなる、、、








これじゃ仕方ないか、、、



よし、由実と一緒にいよう




「由実、あっち行こう!」




私は由実に話しかけた




「うん、行こう!


北野くんも行かない?」



由実は北野を誘った



ええーーー



北野は誘わなくていいよー



「行く行くーー」



もーーー



北野と一緒は、、、




やだ、、、



ごめん、由実



自分から誘っといてあれだけど



北野がいるのは、、、




ちょっと無理かも、、、




「わ、私、やっぱ向こう行くわ

ごめん、由実


また遊ぼう!」



私は由実にそういい残して向こうへ走り出した




はあ、、、



私ってなんて自己中なんだろ、、、




由実、ほんとごめん、、、、




でも、北野だけは無理

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