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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

ユカと別れて家に帰る途中で電話がなった。


ドッキン!
課長からだった!


「お疲れ様でした。
どうかしましたか?」


時計を見ると午後9時になろうとしていた。


『……星川さん…?』


賑やかな雑音が聞こえる…少し酔ったような課長の声

「課長、飲んでるんですね!?」


『そう!
ハハッ!一人で打ち上げだよ』


少し高めのテンション…


「大丈夫ですか?
ちゃんと帰って下さいね。明日は休みですから、ごゆっくり!」



『……来ないか?…


…此れから…来れないか?


堪らなく…会いたいんだ』

寂しそうに…愛しそうに私を誘う声に…


心が震えていた――

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