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『好き』の重さ

第15章 好きの重さ

星川ひとみは僕を心から好きでいてくれる事が、痛いほど伝わって来る…


香織が僕を思ってくれる愛情とは比べ物にならない


そして…僕も生まれて初めて、誰かを守りたいと心から思った女性……


母の愛を知らず、愛し愛される事を知らなかった僕も、初めて愛しいと感じることの出来る女性と巡りあったのだ


彼女は仕事をバリバリこなすキャリアウーマン
男性をも圧倒する程だった

でも、素の彼女はか弱くて泣き虫。


そのギャップの大きさに初めは戸惑った


でも、解ったんだ…

本当は誰かに甘えたいのを我慢して強がってるだけなのだという事を…



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