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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

「……に、まだ、物欲し、そうだな」

「えっ…んっ、あっ…あっ、んんっ……」

 途中から聞こえてきた男の声に耳を傾けるけど、それを上回る快楽がかき消していく。

 男は上がる息もそのままに囁く。

「自分で、動いてみるか?」

「えっ…やっ……」

 不意に躯を引き寄せられ、起こされる。

 繋がったまま。

 男の上に乗る形になり、私自身の重みが繋がりを深める。

 奥に熱の先端が届き、私は溜め息混じりに声を漏らした。

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