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先生、駄目ですっ……

第17章 図書委員の継承 最終章

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「甲斐先生ってかっこいいよね」

「あー、やっぱそう思う?」

いつもの放課後。
電車の中ではしゃいでる同じ学校の女子生徒の声が聞こえた。

ちらっと視線を向けると私より派手で綺麗な女の子がはしゃいでる。

「体育の権道先生もかっこいいよね」

「えー? そうかな? やっぱ甲斐先生だよ」

他愛もない会話。

以前の私なら不安になっていたと思う。

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