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先生、駄目ですっ……

第17章 図書委員の継承 最終章

先生は腕枕をしてくれてる手をグッと引き寄せる。

「きゃっ!?」

先生の顔が目の前にある……っ!!

男の人なのに白い肌で綺麗な顔立ち……

唇の赤さに視線が釘付けになる……

「先生だって波奈が思ってるほど大人じゃないんだよ……」

「そう……なんですか?」

「波奈が他の男と仲良く笑ってるの見ると妬くし、波奈のことを想って寝れない夜もある……」

チュッと唇同士を重ねてくる。

「じゃ、一緒ですね……」

私もお返しにチュッとキスをした。

「一緒。もっとしっかりしなきゃって、そう思ってるけど」

チュッ……

「充分しっかりしてますよぉ……」

チュッチュッ……

「そうかなぁ? 波奈の方がしっかりしてるんじゃないかって思うときもあるよ」

チュッチュッ……

「先生……」

チュッ……

「なに?」

チュッ……

「もう一回、しましょうか?」

「やっぱりもう一回しようって話しじゃないか……」

チュッ……

「へへ……」

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