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先生、駄目ですっ……

第17章 図書委員の継承 最終章

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「先生……」

激しい前戯のあとのセックスは体を溶かすほどだった。

余韻に浸りながら先生に腕枕をされていた。

「ん? なに? まさかもう一回しようとか言うんじゃないだろうな?」

「馬鹿……雰囲気台無しです」

激しいセックスで落としてしまっていた眼鏡を取ってレンズを拭きながら笑った。

かけ直した眼鏡は少し濁っていたけどそれはまあ、どうでもいい……

「その……ごめんなさい……先生のこと信じてるって言ってるくせにすぐに疑って……」

どうしてもこれだけは謝っておかないと。

「なぁんだ……深刻な顔するからなにかと思った」

「なにかってなんですか!! 人が真面目に反省してるのに!!」

って私が怒っちゃったらどっちが謝ってるのかわからない。

「気にするな。それだけ真剣に波奈が先生を思ってくれてる証拠なんだし」

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