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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第36章 ☆*♪ X’mas short short *last*

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広場から離れて、テレビ局の裏側の駐車スペース。


SUVの後部座席に、隼人に続いて乗り込むと




「こぉぉぉんのアホンダラ~~!!!」




真っ黒な毛皮のコートを羽織ったアンジーが


叫び声と共に、運転席から鬼の形相で振り返った。



「なんなのよさっきのVTRは!!
アタシの知らない間に、あんなボケ発言してたなんて……」

「いい加減、週刊誌に頭きてたんだよ」



サイドウィンドウを少し下げて、隼人は煙草を取り出すと


いつものように、アンジーとは正反対のテンションで答える。



「なにが離婚間近だ。
人類が滅亡しようと、それだけはありえねぇ」

「~~~!
もぉぉ、新人マネに任せたアタシがバカだったワ!!」

「ちゃんとディレクターのOK出たぜ」

「そこじゃない!!」

「……は?」



アンジーは手に持っていたタブレット端末を取り出すと


筋肉質な腕をビシッと伸ばして、画面を見せてきた。



「なぁにが “ 俺のHPに報告の書き込みして ” ヨ!!」

「………!」

「あんたのオフィシャルサイトには、視聴者が書き込みできるBBSは無いっつーの!!」

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