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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第31章 ♥隠れて甘いkissをして/propose1

ღ .: side 立花 *・゚・*:.ღ



「……はぁ……
なんでこんなことに……」



夜の9時。


大学時代の仲間と集まる、いつもの居酒屋。


皆から少し離れた席で煙草に火を付け、俺は1人溜息を漏らした。


……やべーな……


あんなにブチ切れるとは……


香の機嫌の悪さが予想以上に長引いてることに、俺はかなり焦っていた。


今まで、俺が飲み会に行こうが、完全にお構いなしだったし


他の女に告白されるところを目撃されたりもしたけど、いつも笑い飛ばされてた。


ヤキモチの欠片も感じなかったから、今回も大丈夫かと思ってたけど………


…………



「………いや、ねぇな」



想像しようとして、すぐにそれを頭から消した。


……もしこれが逆の立場だったら、俺の方が凹む。


いや、立ち直れないかも………

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