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禁断ハーレム〜beastな関係

第1章 限界ギリギリ

隣から聞こえる内緒話に胸が締め付けられる


「だって......ん...........ふふっ」


ヒソヒソ、ボソボソ
それはまるで恋人達の蜜事


仲の良いカップルがバレない様に気を使いながらもそのスリリングを楽しんでいる風景が直ぐ横で行われている


仲の良い仲間内で雑魚寝の最中.....


起きてるのは私達だけ


すぐ真横の男女は私が起きてるなど知る由もないだろう

「やん......擽ったい......ん......」


チュチュと吸い付く音

チュパチュパと水音と布の擦れる音

フフフと女の笑いを抑えた小さな声


甘さを含んだ鼻を抜ける息使い


仲間内のイビキが響き渡る中に交じる声に涙が滲む

「そんな所......ん....」


一つだけ言える事は

「も......酷い男.......彼女にバレちゃう....」

「黙って......」

お互い恋人同士じゃないという事


だって




今貴女がキスしてるのは



私の彼氏......



大好きで、大切な.......



「ね、もっと触って......翔君っ.....」


絶対的な存在......

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