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闇の王と光の騎士

第16章 闇の王の粛清

「幻影ッ!!」

みぃみぃが術を唱えるとその数が一気に四人に増える。

「下らない分身の術だな」

ももははその分身すべてに炎の玉を当てる。

「ぐあ!!」
「うわっ!!」
「ぎゃあっ!!」
「ひっ……」

「みぃみぃっ!?」

仲間達は声をあげた。
瀕死の状態でそんなものを食らえば命の保証はない。

「残念ッ!! 全部外れだ!!」

「なにっ!?」

四体は全て幻影だった。

本体のみぃみぃはももはの裏に回っていた。

「ていっ!!」

みぃみぃは肘でももはの後頭部を撃った。

「がはっ!!」

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