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闇の王と光の騎士

第16章 闇の王の粛清

「気の強い女は嫌いじゃないぜ……」

みぃみぃも山賊刀を構えて対峙する。

まあやの方も先程の一撃でかなりのダメージを受けていた。
相手を傷つけずに、自分もダメージを受けてもいけない。
さすがのみぃみぃでも難しい局面だった。

「逃げないの? 逃げるなら私にダメージが残ってる今しかないんじゃない?」

交戦の構えを見せるみぃみぃにまあやは謎かけのような言葉を放つ。

「逃げねぇーよ……今ここで逃げたら一生お前を捕まえらんねぇからな……」

自らの死もいとわずにみぃみぃは向き合ってくれていた。

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