テキストサイズ

闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

睨みあった二人はすぐに吹き出してしまう。

「じゃあわかった。引き分けだからお互いに検討するってことで」

「は? なんだよその後出しルール!!」

「仕方ないだろ。まさか引き分けるとは思ってなかったんだから」

「ちっ……騙された気分だぜ」

TOMは言い負かされた振りをして「じゃあな」と言い残して駆け去っていく。

時代が変わるかもしれない。

そんな可能性を感じさせる砂漠の夜の出来事だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ