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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

圧倒的な強さと残忍性。

それはまさに悪魔崇拝教の信者たちが求めていた神の姿であった。

「櫻啼様っ!!」

悪魔の名前を知った信者たちは英雄のように彼の名前を連呼した。

「うっとうしい……」

サタンは眉をひそめると一気に空に舞い、消えていく。

信者たちは空に向かい、いつまでも彼の名を叫び続けていた。


王立軍のために命を賭した勇敢な二等兵は、こうしてその目立つことのない生涯の幕を閉じた。


----生存者残12名

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