
闇の王と光の騎士
第9章 暴君王のスピーチ
~第二ターン 刑務所~
「どこに行くんですかぁ親分」
へっぽこ革命軍のメンバーにそう聞かれても澪は答えずにさっさと先に進む。
いつもは親分親分と囃し立てる革命軍のメンバーが、酒場で澪をないがしろにして紫響になついていたのに腹を立てていた。
そして刑務所の門の前に辿り着く。
「あなたたちみたいな人たちはね、この刑務所に入れてもらうの!! 反逆罪とかでひどい目にあわされちゃうんだから!!」
「ええーっ!? 親分っ!! それはあんまりだ!!」
「うるさいっ!! だいたい私はあなたたちの親分じゃないの!! いい加減に解放して!!」
ひょんなことから革命軍を率いてしまっている澪だが、本来はこんなことがしたいわけではない。
さっさと縁を切りたいと願っている。
もちろん本当に密告して投獄させたい訳ではないが、脅してなんとかなるかもしれないと考えていた。
「どこに行くんですかぁ親分」
へっぽこ革命軍のメンバーにそう聞かれても澪は答えずにさっさと先に進む。
いつもは親分親分と囃し立てる革命軍のメンバーが、酒場で澪をないがしろにして紫響になついていたのに腹を立てていた。
そして刑務所の門の前に辿り着く。
「あなたたちみたいな人たちはね、この刑務所に入れてもらうの!! 反逆罪とかでひどい目にあわされちゃうんだから!!」
「ええーっ!? 親分っ!! それはあんまりだ!!」
「うるさいっ!! だいたい私はあなたたちの親分じゃないの!! いい加減に解放して!!」
ひょんなことから革命軍を率いてしまっている澪だが、本来はこんなことがしたいわけではない。
さっさと縁を切りたいと願っている。
もちろん本当に密告して投獄させたい訳ではないが、脅してなんとかなるかもしれないと考えていた。
