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とあるホストの裏事情・完

第33章 将悟の憂鬱



「かわいい…どこでそんな技覚えてきたんだよ」


そう言いながら腰を押し進めていく。


カリの部分を飲み込むと腰を押し付けたくなってしまう。


「いじわる、しないで…っ」


ずぷんっ



「あっ、あぁぁっ!んっんっ、はぁっ…いっ…」



急に奥まで全部いれられる。


当然俺はイッてしまいそうになったけど将悟が俺のモノをぎゅっと握ってて
それができない。



「あっ、だめ、しょうご…っ!イキ、た…っん…!あはぁっ…」


「だーめ、もうちょっと我慢しろ」


「ひぁっ……も…っ、きもちい……よ、ぉ…っ」


きもちい……溶けてしまいそう


将悟の腰の動きは俺の好きなトコロを知り尽くしたように動く。



「あっ……もっと、もっと、…っきて、やぁっ……っんふ…」


そう言うと同時に、腰の動きが早くなる。


将悟はもう俺のモノから手を離している。



も…イキそ…



パンっパンっパンっ


肌と肌がぶつかる音がする。

ソファーもぎしぎし鳴っていて
もう激しすぎる…っ



「あっ、んっんっ!……あっ、出ちゃ、う…んんっ、はあっ…!」



パンっパンっパンっ


ぐちゅっぐちゅっぐちゅんっ


将悟の背中に手を回して必死にしがみつく。



なんでだろう……なんかずっとイキっぱなしな気がする…



そんなことも頭の片隅に置きつつ
将悟に言った。



「もっ…だめ…っ、中、出してっ…!」


「いいのかよ…っ?あっ、待てそんな絞めんな…っ、くっそ…」


「あっ!あっ!あっ…!んんっ、あぁ、んっ…!だめ、またイッちゃう、よ…っ」


「イく…っ」



パンっっ


と大きく奥を突かれたとき
俺と将悟はまた同時に果てた。




そこから俺は、意識を手放した。

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