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くちゅ、くちゅ…

聞こえるのは、いやらしい水音と俺の息遣い、そして布擦れの音。
全部が俺の中を満たしていく。
「すげービクビクしてる。　聞こえる？」
「イッ…、んあぁっ…はぁ… も、イキた…」

正直、そろそろ限界。
そう思ったとき、不意に将悟の手のスピードが速まった。
そして更に、首や鎖骨などにキスをされる。
湿ったリップ音が妙にいやらしく、俺を興奮させた。

「あぁっ！ だめ、だっめ… ふっ、ん… はっ、はっ、…あはぁっ！」


ついに、限界を越えてしまった。
俺の腹に白いものがかかる。
将悟に必死につかまっていた手をほどくと、一気に力が抜ける。


「結構出たな…　溜まってたなら言えよ」
「…っ、言えるわけ、ねーじゃん… んなこと…っ」
「ちょっと落ち着く？　息だいぶ荒いよ」
「っ、将悟が、するから…」

うつむきながら言うと、グッ、と顔を掴んで将悟のほうに向けられ、優しいキスを何度もされる。


「んっ、…っは、将悟…」
「でも、気持ちよかっただろ？　可愛かったしスッキリしたじゃん？」
「かわっ、！…いくねーよ…」
「勝手に言っとけ」
「んん…」


っちゅ、ちゅ…ちゅ、ちゅっ…


何度も何度も、決して深くないキスをされる。
すごく愛されてる感じがして、笑みがこぼれた。