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BL~中編・長編集2~

第1章 ~天使がくれた奇跡~

後で携帯に付けておこう。

「ふふふ。」

「そんなに嬉しいのか?」

上機嫌な僕を見て、原本君は不思議そうにそう聞いてきた。

「うん。 僕、このキャラクター大好きだから。」

原本君の言葉に迷わず頷けば、彼は嬉しそうに微笑んだ。

「そうか。」

「・・っ・・・・」

その笑顔に一瞬ドキッとしたのは内緒だ。

「・・・・」

「まだ時間大丈夫だよな? もうちょっと見て回ろうぜ。」

「うん。」

今日のお礼・・・した方がいいよね?

でも、どうすれば・・・・

「・・・」

「どうした?」

あ・・・・あれがいいかも。

「ううん。」

「あ、俺トイレ行ってくる。」

ちょうどいいや。 今のうちに・・・・

「すみません。 これ・・・」

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