
BL~中編・長編集2~
第1章 ~天使がくれた奇跡~
「なにしてるの?」
「シュークリーム作ってるんだよ。」
今日は日曜日。
気晴らしに、お菓子作り。
作っているのは、僕が得意とするシュークリーム。
「シュークリーム?」
「そう。」
完成間近の時に、男の子は僕の所を尋ねてきた。
きっと、駿の傍にいてもつまらないのだろう。
「甘い匂いがするね。」
「カスタードクリーム入ってるからね。 それに、お菓子だし。」
完成して、並べられていくシュークリームをじっと見つめる男の子。
「・・・食べる?」
「いいの!?」
あ、少しだけ目を輝かせた。
「いいよ。 はい。」
あんなに冷めた目をしていても、やっぱり中身は子供なんだな。
「おいしい。」
「そう? よかった。」
たくさん作ってあるから、多少はこの子に食べさせてあげられるな。
「もう一個食べていい?」
「シュークリーム作ってるんだよ。」
今日は日曜日。
気晴らしに、お菓子作り。
作っているのは、僕が得意とするシュークリーム。
「シュークリーム?」
「そう。」
完成間近の時に、男の子は僕の所を尋ねてきた。
きっと、駿の傍にいてもつまらないのだろう。
「甘い匂いがするね。」
「カスタードクリーム入ってるからね。 それに、お菓子だし。」
完成して、並べられていくシュークリームをじっと見つめる男の子。
「・・・食べる?」
「いいの!?」
あ、少しだけ目を輝かせた。
「いいよ。 はい。」
あんなに冷めた目をしていても、やっぱり中身は子供なんだな。
「おいしい。」
「そう? よかった。」
たくさん作ってあるから、多少はこの子に食べさせてあげられるな。
「もう一個食べていい?」
