
「再会」と呼べる「出会い」
第19章 廃墟と花嫁
「俺らが戦わなければいけないのは
敵という団体であり
その思想だろ?
その中の個人の中には
本当はその思想を
持たない物もいるかもしれない」
「…
?」
え え
「ごめんな
ややこしい話しして」
隠土先生は苦笑した。
「要するに
君はエレミムの事を
信じてもいいって事だよ
…よし 身体の方は
これで大丈夫だ」
「…」
いつの間にか
百瀬先輩の身体も
綺麗になっていた。
私は隠土先生から
目を離せない。
この人は
私の間違っているかもしれない
気持ちを受け入れてくれてる
「?
どうした?」
「ありがと」
「え?」
嬉しくなっちゃった。
私は思わず
隠土先生の背中から
抱きついてた。
「おい…」
隠土先生が向きを変える。
そのまま
「よしよし」
後頭部を温かい手が撫でる。
心地よくて
いつまでもこうしていたかった。
なのに
ガチャ !!
「あ」
「おっと失礼」
開けたドアを
次朗君は
何事も無かったように閉めた。
*…*…*…*…*…*…*
敵という団体であり
その思想だろ?
その中の個人の中には
本当はその思想を
持たない物もいるかもしれない」
「…
?」
え え
「ごめんな
ややこしい話しして」
隠土先生は苦笑した。
「要するに
君はエレミムの事を
信じてもいいって事だよ
…よし 身体の方は
これで大丈夫だ」
「…」
いつの間にか
百瀬先輩の身体も
綺麗になっていた。
私は隠土先生から
目を離せない。
この人は
私の間違っているかもしれない
気持ちを受け入れてくれてる
「?
どうした?」
「ありがと」
「え?」
嬉しくなっちゃった。
私は思わず
隠土先生の背中から
抱きついてた。
「おい…」
隠土先生が向きを変える。
そのまま
「よしよし」
後頭部を温かい手が撫でる。
心地よくて
いつまでもこうしていたかった。
なのに
ガチャ !!
「あ」
「おっと失礼」
開けたドアを
次朗君は
何事も無かったように閉めた。
*…*…*…*…*…*…*
