
「再会」と呼べる「出会い」
第19章 廃墟と花嫁
私は瞼を開けた。
「おはよ」
目の前に
笑顔の次朗君。
「次朗君 …ぉ願い」
「何?
ミカの願いなら何でも…
?」
「お願い」
私は起き上がった。
まだ裸だったけど
それどころじゃなかった。
「お願い!
エミを助けて!!」
悪魔の血を持つ次朗君は、
人間の記憶を
いじる事が出来る。
記憶を消したり、
置き換える事が出来るのだ。
「…次朗君しか
いないの
きっとそれ以外に
エミを助けられる
方法なんてない
エミの記憶を消して欲しいの」
「…」
次朗君は私を優しく見つめ、
ゆっくりと目を閉じた。
そのまま起き上がる。
次朗君も裸…。
「…お願い
私出来る事ならなんで…」
ふわりと
冷たい腕が
私の身体を包む。
「行こう
君の友達と
君の元カレを助けに」
「…ありがと」
*…*…*…*…*…*…*
「おはよ」
目の前に
笑顔の次朗君。
「次朗君 …ぉ願い」
「何?
ミカの願いなら何でも…
?」
「お願い」
私は起き上がった。
まだ裸だったけど
それどころじゃなかった。
「お願い!
エミを助けて!!」
悪魔の血を持つ次朗君は、
人間の記憶を
いじる事が出来る。
記憶を消したり、
置き換える事が出来るのだ。
「…次朗君しか
いないの
きっとそれ以外に
エミを助けられる
方法なんてない
エミの記憶を消して欲しいの」
「…」
次朗君は私を優しく見つめ、
ゆっくりと目を閉じた。
そのまま起き上がる。
次朗君も裸…。
「…お願い
私出来る事ならなんで…」
ふわりと
冷たい腕が
私の身体を包む。
「行こう
君の友達と
君の元カレを助けに」
「…ありがと」
*…*…*…*…*…*…*
