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「再会」と呼べる「出会い」

第17章 溶ける体温

「ミカ

 …ごめん」



なんで次朗君が謝るの?

…わかんないよ



「ごめん なさ」



喉が潰れてしまったみたいだ。
うまく声が出せない。





「守れなくて ごめん」




















涙が
顔にかかった次郎君の
精液を流す。

できれば
流してほしくない

このまま次朗君の一部を
身に付けたままでいたい。




「ごめんらさいぃいぃ…」





「俺以外
 触らせない」




「ん 」









私達の身体が綺麗になるのは
まだ先。


元々汚れていたのは私だけど。


*…*…*…*…*…*…*










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