
「再会」と呼べる「出会い」
第17章 溶ける体温
カラスさんの部屋には
お風呂がついていた。
…というか
かつての私達の家には
必ず個々の部屋にお風呂があった。
それは私達にとって
皮膚から水分を吸収する事が
大切だったからだ。
…実は
私達は“人間”ではあったが
地球人ではなかった。
至水球という星から来た
言わば宇宙人。
今は、
転生してからは地球人だけどね。
色々、複雑な事情があって…。
けどそれはまた別の機会に。
「考え事?
もしかして後悔してる?」
洗い場で
私の身体を泡で包んでいた
次朗君が顔をのぞきこんできた。
「えっ してないよ!
してない」
後悔なんてとんでもない。
私は寧ろ、
幸せでいっぱいだった。
「良かった」
ち ゅ
「ん…っ」
もうね
体中トロトロだよ
「…ぁ あ」
浴室に行くと
すでにバスタブには
お湯が満たされていた。
お風呂がついていた。
…というか
かつての私達の家には
必ず個々の部屋にお風呂があった。
それは私達にとって
皮膚から水分を吸収する事が
大切だったからだ。
…実は
私達は“人間”ではあったが
地球人ではなかった。
至水球という星から来た
言わば宇宙人。
今は、
転生してからは地球人だけどね。
色々、複雑な事情があって…。
けどそれはまた別の機会に。
「考え事?
もしかして後悔してる?」
洗い場で
私の身体を泡で包んでいた
次朗君が顔をのぞきこんできた。
「えっ してないよ!
してない」
後悔なんてとんでもない。
私は寧ろ、
幸せでいっぱいだった。
「良かった」
ち ゅ
「ん…っ」
もうね
体中トロトロだよ
「…ぁ あ」
浴室に行くと
すでにバスタブには
お湯が満たされていた。
