
「再会」と呼べる「出会い」
第16章 それは襲い来るもの
俺も二人に駆け寄る。
「神鳥!?」
兄さんが
飛んで抱きつく月ちゃんを支えた。
「ハルシオ!!
無事で良かった!!」
「?!」
兄さんが驚く。
「あらあら
記憶、戻ったのかしら?」
「うん
…襲われたんだね」
「お魚だったわ
あの子は爆弾を使うのね」
「…セラダワ」
セラダワ
アゼット同じ、幹部の一人。
死んだ魚をエレミムが
蘇生して生み出した化け物。
一見、人魚のように見えるが
童話のような可愛らしさは
欠片も無い。
「こっちは
エレミムだった
擬体だったけどね」
「それは
大変だったわねぇ
もしかして
と思ってはいたけど
やはり隠土先生にも
敵の手が伸びたわ」
「そうだね
茜ちゃんがいてくれて
助かったよ」
無事でよかった。
兄さんは抱きつく月ちゃんに
戸惑っているようだ。
「月子 なのか?」
「… !!
わ!! え?!!」
ばっ !
月ちゃんが勢い良く
兄さんから離れる。
「すっ!!すみません!!
私また!!!」
…あ
「月子?」
「へ?」
月ちゃんは宣言したとおり
また姿をくらましたらしい。
「え え ちょ…!!
なんですかこれ?!!
嘘?!! 学校 ?!!
え え えーーーーっ?!!」
その目に飛び込んできた
有り得ない光景に
かんちゃんは慌てふためく。
「神鳥!?」
兄さんが
飛んで抱きつく月ちゃんを支えた。
「ハルシオ!!
無事で良かった!!」
「?!」
兄さんが驚く。
「あらあら
記憶、戻ったのかしら?」
「うん
…襲われたんだね」
「お魚だったわ
あの子は爆弾を使うのね」
「…セラダワ」
セラダワ
アゼット同じ、幹部の一人。
死んだ魚をエレミムが
蘇生して生み出した化け物。
一見、人魚のように見えるが
童話のような可愛らしさは
欠片も無い。
「こっちは
エレミムだった
擬体だったけどね」
「それは
大変だったわねぇ
もしかして
と思ってはいたけど
やはり隠土先生にも
敵の手が伸びたわ」
「そうだね
茜ちゃんがいてくれて
助かったよ」
無事でよかった。
兄さんは抱きつく月ちゃんに
戸惑っているようだ。
「月子 なのか?」
「… !!
わ!! え?!!」
ばっ !
月ちゃんが勢い良く
兄さんから離れる。
「すっ!!すみません!!
私また!!!」
…あ
「月子?」
「へ?」
月ちゃんは宣言したとおり
また姿をくらましたらしい。
「え え ちょ…!!
なんですかこれ?!!
嘘?!! 学校 ?!!
え え えーーーーっ?!!」
その目に飛び込んできた
有り得ない光景に
かんちゃんは慌てふためく。
