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「再会」と呼べる「出会い」

第16章 それは襲い来るもの

「え 
 かんちゃん?!」

次朗さんが驚いている。
覚醒した月子さんに会うのは
初めてなのだ。
…俺は以前会ったことがあるけど。



「こら松井!!
 あとはアタシが
 なんとかするから
 咲希を安全な所へ連れて行きな!」


月子さんは流石の戦闘民族月守。
口調が荒々しい…。

「早く!!」


「はい 分かりました」


頼もしいんですけどね、
ちょっと怖い…。



「月ちゃん?なの…!?」

「カラスもボサッとしてんじゃないわよ!
 大体何であんた変わってないのよ?!」

「えぇ?
 これには色々事情が…」




うわ
あの、次朗さんがタジタジだ。

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