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「再会」と呼べる「出会い」

第16章 それは襲い来るもの

ぶ わ  …   !!


突然の強風が


「わ」



私と咲希を包んだ。
抵抗なんて出来ず
そのまま身体を持っていかれる。

っていうか私達飛んでる。


「きゃぁあああ!!」



ド サ!


私と咲希は
学校側の土手下に落ちた。




「手荒なマネしてすみません
 急いで逃げてください!」


松井さんが叫んだ。
でも




「逃がすわけ無いでしょう?」



ザザザザザ…


?!!

草が伸びた?!!

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