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「再会」と呼べる「出会い」

第13章 ごめんなさいじゃ足りない

「美味しいでしょ?」

「こら次朗
 松井先生苦しんでるじゃないか!」

「余計な事言うから
 お口に蓋してあげたんだよ」

「いひなりっ!!
 なにふんれふは!!!」






…なんか


「ぷっ…  ふふっ

 ははははは…!」




面白い


どうしよ…
一度笑い出したら止まらない


ツボに入っちゃった


「アハハハハ… ハァ」


やば 抑えてた涙が…





「佐伯…」

「すみません
 けど、楽しくて…

 仲良しなんですね
 次朗君と松井さん」

「うん 仲良し だよねぇ」

「ごほっ ひていしまふ」


「いつもこんな感じかな
 見てて面白いでしょ?」

マスターがふんわり微笑んだ。
お酒が回っているからか、
お顔がほんのり染まっている。


「次朗とおると
 漫才をしているようになるんじゃ」

「突っ込みどころ満載ですからね」

そう言って
松井さんが次朗君を睨む。



漫才




神鳥さんともそんな感じなのかな




いいな




…私はまだ
そこまで仲良くないや








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