
「再会」と呼べる「出会い」
第13章 ごめんなさいじゃ足りない
頭の中はまた
酷く混乱している。
次朗君に惹かれている自覚はある。
だから求められるのは正直嬉しい。
だけど
優司くんとは
中途半端な別れ方をした。
“二股”という形で
優司君の事を傷つけたことに
変わりはない。
それに対しては、何らかの形で
償わなければいけないと思う。
それをしないまま
次朗君に自分の気持ちをぶつけるのは
なんだかずるいよね。
…でも
「…好きだよ」
掠れた音が唇から漏れた。
優しい言葉
優しい目
全部私と重なる
奥さんに向けられたものかもしれない。
…かまわないよ。
別に
奥さんの代わりとしか
見られていなくてもいい。
気持ちも身体も
苦しいくらい
次朗君を求めてる
*…*…*…*…*…*…*
酷く混乱している。
次朗君に惹かれている自覚はある。
だから求められるのは正直嬉しい。
だけど
優司くんとは
中途半端な別れ方をした。
“二股”という形で
優司君の事を傷つけたことに
変わりはない。
それに対しては、何らかの形で
償わなければいけないと思う。
それをしないまま
次朗君に自分の気持ちをぶつけるのは
なんだかずるいよね。
…でも
「…好きだよ」
掠れた音が唇から漏れた。
優しい言葉
優しい目
全部私と重なる
奥さんに向けられたものかもしれない。
…かまわないよ。
別に
奥さんの代わりとしか
見られていなくてもいい。
気持ちも身体も
苦しいくらい
次朗君を求めてる
*…*…*…*…*…*…*
