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「再会」と呼べる「出会い」

第12章  イカ祭りの誘惑

「けっこん?!!!
 してたの?!!!」


「君にだけ暴露しちゃうけど
 サバ読んでるっていうの
 あれ、実は図星で
 本当は俺…ひゃ


パンッ!!


 …21歳なんだよね」



すぐ側を通った子の風船が突然割れた。


って 





やっぱり…

21歳って… 
だからリョウ君、敬語だったんだ。


「…だと思った。
 だったら 奥さんいるのに
 私と手なんか繋いじゃっていいの?」

「死んじゃったから」











…聞かなきゃ良かった



「…ごめん」


…凄く悲しそうな表情 させちゃった






「なんで謝るの?
 気にしてないよ 大丈夫。

 …実はね、
 ミカ先輩は凄く似てるんだよね、
 奥さんに」



「え 

 ぁ…そ そうなんだ」


「だから余計、
 変な男と付き合ってるとか聞くと
 ほっとけないっていうか…」


そっか   …似てるんだ

似てるから

今までのは


私が奥さんに似てるから




…そっか






ズ キ




「心配なんだよね」 

「…そっか」





凄く胸が   






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