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「再会」と呼べる「出会い」

第10章 文明の利器

「ごめんね、心配かけてばかりだね」

「本当だよ、けど
 神鳥さんにも負けない位
 私だってミカティを
 守りたいんだからね」


ヤマチャン…


「私もだよっ!」


ミッチ…



    …良い友達を持ったね。







    けど二人には
    無理はさせられないよ。
    とばっちりを受けたら可哀想。
   





その  通りだ…


「マカロン美味しいね!
 持ち帰り出来ないかなぁ」

「店頭販売もして欲しいよね。
 カフェオレもおいしい…
 凄く癒やされるな」


     あの人の事は頼らないの?



「え 誰?」

「どうしたの?ミカティ
 さっきからたまに上の空になるね。
 やっぱり、辛いんじゃないの?」

「辛い?」


     あの人のこと
     もっと信じて。

「ごめん、ちょっとお手洗い…」

「?」





誰?


     あの人だよ


誰??
    



ねぇ、あなたは誰?


     わたしは…

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