
「再会」と呼べる「出会い」
第4章 兄と弟
「… そう か」
生徒…
「はーい!
記憶が戻った所で
兄さんには『役目』が
あります。」
ぱんっ と手を叩き
カラスが何か言い始めた。
「やく め?」
「今、人類は滅亡の危機に
瀕しています。
現世まで生き延びた
アイツ達が再び動き始めた。」
「え」
“アイツ達”、とは
はしょって申し訳ないが
要するに人類を滅亡させようと
している組織…。
ちなみにその親玉に、
カラスは不死身にされたのだ。
「対抗措置として
神鳥由芽に『月子』としての
力と記憶を取り戻して
もらわなければならない」
「…」
月子は
かつて地球侵略をしようとする
外敵から地球を守っていた
“月守”という一族の長の 娘 だ。
一族の中でも最強と言われていた。
…そんな彼女と
俺、ハルシオが何故出会ったのか
それはまた、別の話
「どうもね
つきちゃん、一筋縄では
いかないみたいなんだよね」
「どういうことだ?」
「内側からの記憶のロックが
強いみたいでさ」
「?
…思い出したくないって事か」
「…それを言うと
なんか虚しいよね
でもね 方法はあると思うんだ」
カラスが 俺を見る。
「愛の力って
偉大だと思わない?」
… あいの?? ちから??
生徒…
「はーい!
記憶が戻った所で
兄さんには『役目』が
あります。」
ぱんっ と手を叩き
カラスが何か言い始めた。
「やく め?」
「今、人類は滅亡の危機に
瀕しています。
現世まで生き延びた
アイツ達が再び動き始めた。」
「え」
“アイツ達”、とは
はしょって申し訳ないが
要するに人類を滅亡させようと
している組織…。
ちなみにその親玉に、
カラスは不死身にされたのだ。
「対抗措置として
神鳥由芽に『月子』としての
力と記憶を取り戻して
もらわなければならない」
「…」
月子は
かつて地球侵略をしようとする
外敵から地球を守っていた
“月守”という一族の長の 娘 だ。
一族の中でも最強と言われていた。
…そんな彼女と
俺、ハルシオが何故出会ったのか
それはまた、別の話
「どうもね
つきちゃん、一筋縄では
いかないみたいなんだよね」
「どういうことだ?」
「内側からの記憶のロックが
強いみたいでさ」
「?
…思い出したくないって事か」
「…それを言うと
なんか虚しいよね
でもね 方法はあると思うんだ」
カラスが 俺を見る。
「愛の力って
偉大だと思わない?」
… あいの?? ちから??
