
カラダノカンケイ
第2章 センセイ、アノネ
私も須藤先生も同時にドアのほうへ
目をやる
「あ…え?ここ数学準備室だろ?」
慎也先生は私と須藤先生、扉の外の看板を
なんども交互に見てた
「しん…せんせ……たすけて」
私の声にやっと我に返った先生は
「須藤先生、うちの生徒に手を出さないで
くださいよ」
って言った
「この子慎也のこと好きなんだってえ」
須藤先生のニヤリとした顔に
「そうですよ、俺と真子は付き合ってるからね
自分の彼女が目の前で犯されてるのは
気分が良くない、離してください」
慎也先生は私の頭を抱き締めた
あそこには須藤先生の指がうごかずとも
入ったまま
