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薫子の先生な日常

第3章 スクールカウンセラーさんと。

「ねぇ、いい?痛くしないから……」

耳元でTが囁く。

そして、返事を待たずに耳に口づける。

しかもわざと音をたてて。
感触や吐息だけでなく、リップ音にもぞくりとする。
「オレを好きになりなよ。」
舌で耳の輪郭をなぞり、囁き続ける。

舌は首筋へ、手は私の手の感じやすいところをそっと撫でる。そう……さっきのは軽いリサーチだったのだ。

「つるつるで、さらっとしてて素敵な肌だね……。お酒でちょっと熱く、赤くなってて可愛い……」

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