
隠れて甘いkissをして
第66章 何が欲しい?
「……………っ」
胸がきゅうっと締め付けられる。
「おいで、由宇」
ドアを開けて微笑みながら手を差し出した彼に、私はゆっくりと近付いた。
家の中に入って靴を脱ぐと、隼人は私を抱きかかえて、そのまますぐに寝室に入った。
「………ん……っ」
深くて激しいキスが、私の体を溶かしていく。
幾度となく隼人に抱かれても、私の体はその快感に溺れて彼を求め続ける。
「…あ……っ……
は、隼人待って……」
「待たない。
もっと声出せよ」
私の体は抵抗を諦めて、瞬く間に隼人を受け入れる。
そして……絶頂へと導かれていった。
